お知らせ・トピックス
受賞者・受賞チーム発表：「2023年度 実業団 of The Year」表彰 （2024.04.16）
一般社団法人日本実業団陸上競技連合が主催・共催する陸上競技大会において優秀な成績を収めた選手、チームおよび指導者と社会貢献を通じて陸上競技の普及促進等に取り組んだチーム若しくは個人を表彰する「実業団 of The Year」の2023年度受賞者を下記の通りお知らせいたします。
なお、顕彰セレモニーは、9月21日（土）～23（月・祝）に開催する「第72回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会」（山口・維新みらいふスタジアム（維新百年記念公園陸上競技場））にて実施の予定です。
【社会貢献賞】
・ヤマダホールディングス
数年前より社内に社会貢献活動のための特別セクションを設け、活動内容によっていくつかのカテゴリー分けをし、積極的に全国展開している。「トップアスリート派遣教室」や「次世代へのバトンクリニック」では、全国各地で子どもたちをはじめ幅広い年代層を対象とした陸上教室を開催。デフ陸上教室では、聴覚に障害がある子どもたちへの指導を通じスポーツをとおして夢や希望をはぐくむ機会を提供している。地元の市民マラソン大会にもゲストランナーそして参加し、参加者との交流を深めるとともに観光振興にも協力している。
【チーム賞】
＜ Team of The Year 賞＞
・KAGOTANI
第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会で初の団体総合優勝。前年度の団体総合７位から一気に飛躍し、大会に新風を吹き込んだ。男子総合得点、女子総合得点とも２位、種目優勝もなかったが、トラック、フィールドの各種目で上位入賞を重ね、選手層の厚さと強化の成果をいかんなく発揮した。
＜ Finalist チーム 賞 ＞
・トヨタ自動車
第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会（ニューイヤー駅伝）で８年ぶり４回目の頂点に立った。主要３区間で区間賞を獲得するなど底力を見せつけた。優勝回数４回は史上３位タイ。
・積水化学
第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会（クイーンズ駅伝）で２年ぶり２回目の優勝を成し遂げた。２区で新人・山本有真が区間賞を獲得するなど各区間とも安定した走りを見せた。
【個人賞】
＜ Athlete of The Year 賞 ＞
・泉谷 駿介（住友重工）
第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会の男子走幅跳で８m10をマークし連覇を達成した。ブダペスト世界選手権では男子110mHで５位入賞を果たした。シニアの世界大会の同種目で史上初の快挙となる決勝進出を初入賞で飾った。
＜Finalist アスリート 賞＞
・廣中 璃梨佳（JP日本郵政グループ）
ブダペスト世界陸上の女子10000mで７位に入賞。第43回クイーンズ駅伝では３区で区間賞を獲得した。
・田中 希実（Team NB）
ブダペスト世界陸上の女子5000mで８位入賞。今季5000mの日本記録を２度更新した。全日本実業団対抗800mも制した。
・前田 穂南（天満屋）
大阪国際女子マラソンで19年ぶりに日本記録を更新し、パリオリンピック代表に。クイーンズ駅伝では５区区間３位の好走。
・太田 智樹（トヨタ自動車）
第68回ニューイヤー駅伝の最⾧２区で区間賞を獲得し、チームの８年ぶり優勝に貢献。男子10000mでも日本記録を更新。
・佐藤 拳太郎（富士通）
ブダペスト世界陸上男子400mで日本記録を32年ぶりに更新。第71回全日本実業団対抗選手権大会男子200mも制した。
＜Ｕ２３ アスリート 賞 ＞
・山本 有真（積水化学）
クイーンズ駅伝２区区間賞の好走でチームの優勝に貢献した。アジア選手権女子5000m、アジア室内女子3000mで優勝。
・四釜 峻佑（ロジスティード）
第52回全日本実業団ハーフマラソン大会男子の部を制した。東日本実業団対抗駅伝でも４区で区間２位の力走を見せた。
＜特別賞＞
・北口 榛花（ＪＡＬ）
ブダペスト世界陸上の女子やり投で女子フィールド種目の日本勢初となる金メダルを獲得した。ダイヤモンドリーグファイナルでも日本選手として初優勝。本表彰の選考基準（※欄外注釈参照）である実業団大会等への出場はなかったものの、世界を相手に戦う選手たちを勇気づける目覚ましい活躍だった。
＜Coach of The Year 賞＞
・熊本 剛（トヨタ自動車）
監督として、第68回全日本実業団対抗駅伝競走大会（ニューイヤー駅伝）でチームを８年ぶり４回目の優勝に導いた。
※ご参考：「実業団陸上 of The Year 表彰要項」（抜粋）
３.表彰目的
１）実業団が主催ないし共催する陸上競技会において優秀な成績を収めた選手、チーム、およびそれを支えた指導者を顕彰する。
６.選考基準（抜粋）
（実業団）登録者であっても、表彰対象年度に実業団に関る大会、予選会、記録会に一度も出場実績のない選手は対象外とする。
